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私にとっての民主主義

2006/01/18 寄らば大樹の陰 50代 苦闘 するフリーター

 「民主主義」とは何か、「民主集中制」とは何かなどが 問われている。
 そして概ねだが殆ど何のルールも脈略もなく「民主主義は正 しく、普遍的なもの」として評価されている。
 それはイラク戦争を始めたブッシュが大義名分の一つとした 「民主主義と自由」と同じで、何ら変わることがない。
 民主主義の代表例は「普通選挙権」だろう。
 「貧しい人もお金持ちも同じ小さな一票」を投じる事によっ て「主権者としての権利」を行使し、代議員に民主主義を委ね る。
 貧しい人など大半の人々は外野席の遥か後方で、時々民主主 義が行使されているかを垣間、見ているだけである。
 これがブルジョワ民主主義の真髄だ。
 そしてそれを日本で体現しているのが自民党であり日本共産 党である。
 全てのことが選挙と投票に表現されるように、身近で重大な ことが発生しても他の一切を犠牲にして、代議員も党員も投票 した無党派も頑張る。
 しかし本当にそれが民主主義なのか、一票を投じることが民 主主義であり主権者なのか?
 私はこの民主主義は根本から間違っていると思う。
 実際お金持ちと貧乏人の一票は重さが違うし、ルールも同じ とはなっていない、現実として選挙違反で逮捕されたり、連座 責任で国会を辞め去られるのは大半が野党議員である。
 金がある人はどんな選挙活動も出来るが、ない人は公営の看 板にやっと名を連ねるだけである。
 私は民主主義の社会とは、貧富の差がなくて、豊かでゆとり があり、平等の権利を持ち、個々お互いが社会の主人公として 、自由に批判・討論し形成されて行く社会の事だと思っている 。
 「貧しい人とお金持ちが同じ小さな一票を投じる」から民主 主義だというのはゴメンである。