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ある町内会で

2006/02/09 とんび 40代 医療専門職

 町内会の新年会。日頃から誰がどの党かは誰も知っている。自民党が「天皇陛下バンザイ」と呼びかけ。ほんの少しの民主党、たくさんいる共産党が唱和する。公明党はトイレに立っている。
 天皇の次男文仁の妻に懐妊の報がなされるや、皇室典範改正の是非で世論沸騰。共産党市田書記局長は、「懐妊はよろこばしい」「皇室典範改正案は検討中」と。確かに、前回の党大会で象徴天皇制を認めました。でも、少子高齢化の進む中、どうして、文仁の妻の妊娠だけがうれしいの?皇室典範なんて、ましてやその改正なんて、敢えて言えば性別平等の時代に小和田雅子氏の人格・心情を踏みにじる昨今の状況に、本当に必要なの?
 この国会では、民主党は自公(共)の敵失での、ライブドア事件、BSE輸入問題、偽装建築問題、防衛施設庁談合問題を切り込みポイントにしています。これらは重要な問題です。でも、そこで取り組まれない、日米関係の問題、日系多国籍企業の問題、改憲のための国民投票法案の策動、それこそ情勢の本質を衝くのではないでしょうか?
 2004年の新綱領は、今のところ、市田氏の言説にみるように、マイナス作用が目立ちます。ブッシュの軍拡方針・在日米軍再編・自衛隊との一体化・国内産業の空洞化と労働者の苦難、これらこそ情勢認識のキーテーマとして、憲法9条改悪阻止に取り組むべきでは?市田氏が居座っている点に、自公共路線の害毒をつくづく感じます。