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企業経営は仁である

2006/02/16 パルタ 30代 会社員

 私は革マル派から脱落した改良主義者・社会民主主義者 である。革マル派とは、警察・自衛隊などの対権力観で決定的 な相違があった。革マル派は中核派から反革命ファシスト呼ば わりされる党派であり、その中でも私は非革命の立場しか取れ なかった。
 大切なのは改善や改良であって、革命なんぞ何回やっても人 の心が濁っていれば同じであることは、中国、ロシアでも明ら かだと思う。
 経営者などなって心労が増え責任が重いばかりで、何の得に もならないのはJRの事故の時でも明らかだ。企業経営などボラ ンティアをするくらいの自己犠牲の気がないと勤まらない場合 もあると思う。一般の従業員でいる方が得な場合だってある。
 もっとも今の東京では革命を起こす気でせいぜい改良が関の 山だろう。尾崎行雄のように、石原慎太郎を顔面蒼白させるよ うな演説をぶつ政治家が今の東京にいるのかというと心もとな い。今の朝日・毎日を含む全テレビ局で細木・石原のバックラ ッシュ演説を見ていると、本当にこの国で1960年や1968年、1970 年などという年があったのかと思えてくる。
 最初から権力と妥協する気では、バックラッシュしか来ない ように見える。思想が戦中に戻るだけだ。国体護持・国体明徴 声明に対抗するためには、革命を起こすくらいの気でないとダ メなのだろう。
 毎日・朝日を含むマスコミは全て小泉・石原・細木の味方な のだから、今のテレビは戦時中の翼賛マスコミのプロパガンダ と一緒である。たとえ革命を起こすこと自体が無駄だとしても 、日本の思想がここまで国粋的で反動的になってくると、本当 に1960年くらいやらないと五分五分にはならないように見える 。