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いまさらながら「裁判員制度」に反対!

2006/03/25 オーガ

 いまさらだけど「裁判員制度」には参ったね。最初はな んかの冗談かと思ってたけど、これじゃPSEマークとおんな じで、こっちが知らん間に現実になりかねない。
 けっきょく、司法制度の不備が問題なわけでしょ?でもアメ リカの猿マネして陪審員みたいなの設けたって意味ないじゃん 。だってアメリカって道で転んだって裁判のネタになるって国 でしょ?そんなことしたって儲かるのは弁護士だけだって。
 だいたい、裁判って高い金で弁護士雇って、勝った負けたっ て、おかしくないですか?これじゃ古代ギリシャの裁判での、 雄弁術と変わんないですよ。雄弁術ってのは裁判に使われりゃ 、容易に詭弁に行き着く訳ですよ。実際、弁護士の言ってるこ とってもう既に詭弁じみてるし。でも、裁判に勝てればいい弁 護士って訳ですよ。雄弁な詭弁家(弁護士)を高い金で雇えれ ば、自分に有利な判決を陪審員から勝ち取れるし、金がなく、 やる気のない国選弁護人しかつかなけりゃ、裁判にはまず勝て ないってことですよ。
 だから弁護士も司法制度の中に組み込んじゃえばいいんです よ。警察・検察・裁判所はそうじゃないですか。つまり弁護士 も公務員にしてただで使えるようにしろってこと。あとは裁判 員ならぬ、市民オンブズマンっていうか市民監査員が、裁判活 動全般に対して、自由に監査活動ができるようにすれば、それ でいいんじゃないのかなー。