東京都の小学校の入学式あいさつで「日の丸・君が代」の強制に批判的な考えを述べた男性が、PTA会長を辞任に追いこまれたことがありました。東京弁護士会は、当時の校長と教頭による人権侵害行為があったとして、二人に警告を出しました。皆さんもご存知だと思います。
しんぶん赤旗(インターネット版)の記事を読んで一番驚いたのは、辞任を迫ったのは校長、教頭だけではなかったことです。学校評議員会の評議員、PTA役員の全員が辞任を要求しているのです。反対した人がひとりもいません。ですから、PTA会長はやむなく辞表を書いたそうです。
「日の丸・君が代」を強制と感じていない人、むしろ「日の丸・君が代」を強制したい人が大勢を占めているのでしょうね。