筆坂さんの本を読み、赤旗紙上で不破さんたちの批判も
よみました。
筆坂さんは器用な人だなぁと言うのが感想です。
セクハラ問題以前は、中央の路線に無批判な忠実なスポーク
スマン、離党後は「元共産党幹部」の肩書きでワイドショーの
コメンテーターにすぐにでも登用されそうな語り口。その時、
その時でみごとに適応されています。
筆坂さんが著書で問題にしている事なんて、ずっと以前から
ここの「さざ波」の皆さんも私たちもずっと言ってきたことじ
ゃありませんか。私は今回の大会議案討議でも支部総会で「社
民党、新社会党と統一戦線を」と提言しました。私は違う意見
ですが、全大会前の地区大会で「政党助成金をもらった方が良
い」と発言した人もいます。憂うべきは共産党内で「言いたい
事を言えない」んじゃなくて「言わない」事では無いでしょう
か。私は18歳で入党して22年、極端な事を言ったり、やっ
たりして迷惑もかけましたが、今でも党員です。
私も助平な人間ですからセクハラの件では、筆坂さんが処分
を甘受した以上、批判する気はありませんが処分を機にイエス
マンから反党評論家みたいになるのはおかしいと思います。だ
ったら「さざ波」のみなさんや私の様に、党にとどまって現場
から声をあげて行くべきではないでしょうか。
鶴見俊介さんは、かつて共産党からさんざん批判されたけれ ども、共産党を支持し続けて下さったそうです。それを知った 時、本当に感動しました。私たちはこう言う方を鏡として体質 を変えて行きましょう