現在党員でない私がお答えするのは、僭越かと思います が、日本共産党を絶対的なものとしてお考えにならないでくだ さい。
>以前から僕は党の独善性に疑問を持っていました。地区委員 会や支部の同志たちはいい人ばかりです。支部・地域での活動 にやりがいも感じておりますし、実際に楽しいです。
地区委員会や支部の同志たちはいい人ばかりです。支部・地 域での活動にやりがいも感じておりますし、実際に楽しいです 。と、おっしゃっていられますが、それだけでも幸せなことで す。そういういい人間関係に恵まれただけでも、入党した甲斐 はありますね。
>しかし、だからこそ、中央の、すなわち幹部たちの独善性・ 無反省さに嫌気が差すのです。著書にも書かれている通り、い え誰もが思っているように、選挙後の総括の際には何の反省も せず、責任を他者に転嫁し、わけのわからない論理で自己を正 当化しています。そして多くの党員はそれに疑問を持たずに鵜 呑みにしています。
民主主義だから、多くの党員がそれで納得しているのなら致 し方のないことですね。幹部だけが悪いとはいえないと思いま すが、
>もしかしたら、結構多くの党員がそれに疑問を持っているの かもしれません。でも、僕の知る限りそれを公にしている人に 出会うことは殆どないと言って良いでしょう。いえ、たとえそ れを誰かが公にしたのだとしても、それが上層部にまで上って いくことは皆無で、その途中で黙殺されてしまうのが落ちであ りましょう。
黙殺されるのは、他の人が貴方と同じ考えを持っていないか らだと思います。話し合ってみるとわかりますが、多くの党員 は現執行部を尊敬していると思います。筆坂さんだって、ああ いう被害を受けられる前は、現執行部と同調していたでしょう し、不破さんを信頼していたのでしょう。
>同志のみなさん、僕はこうした党の現状に危機感を抱いてお ります。このままでは組織が衰退することは必至であり、その 行く末は消滅でありましょう。
消滅するかどうかはわかりませんが、日本共産党に限らず、
どの政党も完全とはいえません。小泉さんも自民党を壊すとい
うことを公約にかかげています。彼は本当に今までの自民党的
なものをこわすでしょう。属議員などをなくさなければ、官僚
主義のうみはだせません。
1000兆円という国家財政の赤字をなんとかするには、離れで
すき焼きをたべている。不必要な官製組織をなくすことが大前
提です。これから各政党のガラガラポンが行われ、大きく離合
集散が行われるのではないかと思います。
>僕は日本社会を良くするためには共産党の力が必要であると 思っております。いえ、正直なところ、消去法で残されたのが 共産党なのでありますが、その残された希望である共産党の現 状を見るにつけて一層その失望感が膨らんでくるのです。勿論 、僕は僕のできる範囲でこの党を変える努力をしていきたいと 思っていますが、その中で地区の指導部との衝突も避けられな い状況に遭遇することもありましょう。
この党を変える努力は、無意味だと思います。それよりも自
分を変える事のほうが、確実で確かな意味があります。自分が
信じれる部分だけ党に協力して、信じられない部分については
、行動を拒否すればいいのです。
貴方の力を借りたければ相手が貴方の意見を聞く耳を持たな
ければならなくなります。
>それでも、僕はこの党を変えたいと願っているのでありまし ょうが、その努力が報われる可能性は極めて限りなくゼロに近 いでしょう。同志の皆さん、僕はどうするべきなのでありまし ょうか。さっさとこの党を見限って、離れてしまうほうが賢明 なのでしょうか。同志の皆さん、僕は真剣に悩んでいるのです 。どうか僕の悩みを解決する方法をお答えして下さる物好きな 方がおられましたら、どうかご返答よろしくお願いします。長 文失礼致しました。
この世で自分以外の何者も自由には出来ないのです。他を変
えようとする前に相手を良く理解してどういう付き合い方をし
たらいいかを考えるべきだと思います。
要は、相手が悪いのではなく、あなたの対応の問題だと思い
ますよ。何が何でも日本共産党でなくてはならないと硬直した
考えを持たずにもっと、広く世間を見渡してもいいではないで
しょうか。縁があって、日本共産党に入ったので、今は日本共
産党に尽くそうというくらいのゆとりのある考えを皆が持つよ
うになったらいいと思います。
筆坂さんは、本当にお気の毒だとおもいますが、本当に実力
のある方なら、無所属でも、民主党からでも出てくださればい
いと思います。あそこの党はよせ集めだから、多少思想が違っ
ていても活躍の場があるのではないかと思います。いずれ民主
党の一部は自民党とくっつくでしょうから、ガラガラポンをす
るでしょう。
今でも、田中康夫さんや、橋本大二郎さんの選挙には、日本
共産党は共闘をしています。日本共産党よりも筆坂さんのほう
が器が大きかったので、党内のねたみを買ったのでしょう。日
本共産党が共闘せざるをえないような候補に将来なっていただ
きたいと思います。
筆坂さんが立候補したら入れたい人はいっぱいいると思いま
す。
ただ日本共産党を敵にまわさないで、しかももっと広い層の
票を集めることの出来る候補者になっていただきたいと思いま
す。