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連合氏「筆坂問題について」への反論

2006/05/19 通行人J 50代 自由業

 「若干私のほうから指摘します」と言われているわりには、ありきたりで、意外性はないです。
 4点を挙げられているものの、中身は同じことの繰り返し、筆坂氏には「公安が接触している可能性が高い」との根拠なき推論でもってバッサリ切る。
 まあいつものこの方のやり方で、トロツキー派を「帝国主義のスパイ」として粛清したスターリンの手法です。
 そもそも、何ら根拠もないのに、こうした公けのネットの場で、筆坂氏を「公安の手先」呼ばわりするのは不当です。
 またたとえ公安に接触されようが、反共雑誌や右翼に飛びつかれようが、筆坂氏の主張内容の是非自体とは何ら関係ありません。
 凶悪な殺人犯であっても優れた芸術家という例はあるのであって、セクハラ犯でも共産党の現状批判で聞くべき点があれば聞くべきです。
 そういう開かれた姿勢をもたないで、筆坂氏に反対するということは、民主集中制の美名のもと行われている党中央の独裁を支持する態度なのだと言わざるを得ません。
 それは、党の一切の変革に反対する保守反動の立場です。
 連合氏のような視点からする筆坂批判は、結果として反民主的な共産党中央の現状をそのまま支えるものであり、共産党が健全な力をもった野党に代わることで、日本の市民社会がより良きものとなることを願う多くの市民に敵対する行為です。