5月20日付のしんぶん赤旗に「参院線での平和共同候補を
求める運動について」という一文が掲載された。
それによれば、平和共同候補運動には重大な問題点があるの
で共産党は協力しないと宣言したようなものである。
問題点として
?国政選挙で共産党と共同の候補をたてる意思と政策的一致点
が他党にない。(このため、共同候補は無理)
市民運動側から政党にああしろこうしろと指図しているのは
問題。
?改憲阻止のためには、選挙共闘ではなく、保守を含めて多数
派を国民の中にひろげることが重要だが、選挙が全面にでてい
る。
?新社会党の応援団の疑い
これでは、改憲を阻止できる参議院をどうつくるか(とにか
く共産党がたくさん当選すればよいのか? 自公に改憲しない
ようにお願いするのか?)よくわからない共産党の理屈である
。
また、私は詳しく知らなかったが、どうもこの運動の呼びか
け人や賛同人に、共産党の国会議員候補者とか従来共産党より
の運動をおこなっていた人も多数含まれているようである。本
運動側の下記のサイト参照
http://kaze.fm/kaze.html
やはり、共産党内の引き締めのため、このような「セクト主 義」と批判されることが明白な記事を掲載したのであろうか?