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「平和共同候補」運動への共産党の拒否宣言に思うー自公 共路線の弊害

2006/05/20 とんび 40代 医療専門職

 5月20日付のしんぶん赤旗に「参院線での平和共同候補を 求める運動について」という一文が掲載された。
 それによれば、平和共同候補運動には重大な問題点があるの で共産党は協力しないと宣言したようなものである。
 問題点として
?国政選挙で共産党と共同の候補をたてる意思と政策的一致点 が他党にない。(このため、共同候補は無理)
 市民運動側から政党にああしろこうしろと指図しているのは 問題。
?改憲阻止のためには、選挙共闘ではなく、保守を含めて多数 派を国民の中にひろげることが重要だが、選挙が全面にでてい る。
?新社会党の応援団の疑い

 これでは、改憲を阻止できる参議院をどうつくるか(とにか く共産党がたくさん当選すればよいのか? 自公に改憲しない ようにお願いするのか?)よくわからない共産党の理屈である 。
 また、私は詳しく知らなかったが、どうもこの運動の呼びか け人や賛同人に、共産党の国会議員候補者とか従来共産党より の運動をおこなっていた人も多数含まれているようである。本 運動側の下記のサイト参照
http://kaze.fm/kaze.html

 やはり、共産党内の引き締めのため、このような「セクト主 義」と批判されることが明白な記事を掲載したのであろうか?