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せめて罵声を浴びせるのは控えよう

2006/05/24 党員ではない一職員S 30代 専門職

主催者様御中。
 このたびは誠意なるご返答を頂きありがとうございます。あ くまでもルールがある場所へ後から入ってきておりますので今 後はどちらへ掲載して頂くかは主催者様のご判断に委ねたいと 思います。

 ところでこのようなホームページがあって少しほっとしてい るところです。入職して6年もすると7人入った友人が今はもう 私を除けば一人しかいないんですよ。そのような民医連組織と いうのはなんなんんだろう?と疑問に思っていたからです。そ んな時に自身の思想や感情を抑圧し続けている皆さんに対して 他人事とは思えない気分が沸き起こってきました。私自身ある 意味救われた気分を感じています。

 どなたかに教えていただきたいのですが、日本共産党はまず は民主連合政府を目指してきたわけではないですよね?それを 作るのならまず、民医連でそれを実践するのが良い機会ではな いでしょうか。民主連合政府の計画の中には衆議院100議席を 目指すというのがあるんですよね?しかしそれでは政権与党で も第一党になれないかもしれないですよ。私自身は残念だと感 じるのですが、民医連の上層部はほとんど全員が日本共産党員 で占められています。一般市民、一個人はいくら現場での労働 能力が高くても決して上部に上ることができないようなシステ ムになっているのです。ここに今の日本共産党が内省し今後の 改善を図ることのできるヒントが隠されているように思います 。それは自己批判という意味と同一ではないですよ。プラス思 考に持っていく技です。

 これまで党員の人達と接してきて感じて気になる事は、運動 員的要素が強い人程、理論も理屈もなしにとにかく日本共産党 が第一なんだと思い込んでいることです。最近私は「99・9%は 仮説 思いこみで判断しないための考え方」という新書を読ん でいるところです。著者の視点は非常に面白い捉え方です。著 書について詳細な内容を言えるほど読み進んではいませんが、 少なくとも現在の科学水準ではありとあらゆる事物の本質を100% 捉え切れているわけではないということを言ってるんだと思い ます。その事は少し考えれば誰でもわかることでしょう。

 だからこそ科学だけで押し進めるばかりではなく、人間同士 の融和的な信頼関係を築くことがなにより大切だと思います。 「国民の皆様」に「御理解して頂く」という態度がないと、い くら科学的な社会主義を建設しようとしてもその実践を国民は 許さないでしょう。ちなみに上記の著者の最終学歴をみると上 田健二郎氏の後輩にあたる方ですのようです。

 日本共産党は今よりもう少し謙虚になって国民の皆さんの意 見を拾えるような態度を形成することが急務と考えます。

 そのような中で指導者たちが「落ちるとこまで落ちた。」「 変節者。」「転向者。」などと一個人に対して強い罵声を浴び せるような有様では世論の支持は到底得られないと思います。
 皆さんはどう思われますでしょうか?