まず感じた事は、誰が筆坂氏を中央委員、常任幹部会会
員、政策委員長に推薦したんだ、こんな人を推薦した人は自己
批判しろと言いたい。(共産党では、直前の常任幹部会で次の
人事が決定され、県委員、中央委員以上が自薦、他薦で選ばれ
ることはありえない)
ソ連が崩壊したことで、筆坂氏は社会主義の実験は失敗した
、社会主義革命など時代遅れであるとみなすのには、十分すぎ
るくらいの根拠となったはずであると述べている。史的唯物論
に確信を持てない人間を何故中央委員、幹部会会員に推薦した
のか、まずこれが問題だ。
ソ連共産党が解体したとき、私の大学時代の当時の学園闘争
の活動家が同窓会のような会合を数十人で開いていた。共産党
はどう思っているんだろうね。「多分清々しているじゃない」
というのが、全体の共通認識だった。翌日の共産党の声名は「
ソ連邦共産党の解体を歓迎する」だった。党外の人に対して説
得するのに困難を感じても、これによって動揺した党員や支持
者はほとんどいないとは思う。
次に後藤田氏の「共産党は名前を変えて、社民党と一緒にな
って社会主義的政策を要求する政党になれば良い」という言葉
を引用して党名を変える事を肯定するような事を言っているが
、1916年8月4日のドイツ社会民主党の戦時国債の決議に対する
態度こそが、共産主義と社会民主主義の分岐点だということさ
えも理解していないような人を何故中央委員、幹部会委員に推
薦したんだ、推薦した人は自己批判しろと言いたい。
それと浜野氏の自己批判に対する引用だが、これは文脈を無
視したすり替え、デマと言うしかない。
それと不破氏の宮本氏の引退問題だが、この問題は自ら引退
したのかどうかというのが問題なのであって、時系列や他の細
かいことはたいした問題ではない。
最後に染谷氏の回答だが、議員辞職、役職罷免に重点を置い
ているようにとらえられているようだが、筆坂氏のセクハラの
内容を明確すべきだったのではないだろうか。
筆坂氏の「日本共産党」の内容は再度投稿したいと思います
。