日本共産党は、20日のしんぶん赤旗で「平和共同候補者」運動の申し入れをすることの旨の見解を発表しました。これは、この運動の広がりに恐れて、日本共産党が独自に取り組むことをすることになります。
平和共同候補者運動は、来年の参議院選挙に向けて自民党と公明党の改憲勢力を減らすために、護憲勢力の大同団結で院内での拡大できる候補者を選定するためです。
日本共産党が申し入れを拒否した理由は、①政策協定を結ばずに候補者の擁立のすること、②党が平和共同候補への支援に従属させられること、③新社会党の候補者擁立の方針と同一性などとしています。
日本共産党が、九条の会を引き合いに出して護憲運動の独自の取り組みを正当化しています。しかし、実際は、九条の会への組織介入と呼び掛け人・賛同人の選定、個人での賛同人の他に団体加盟の承認など党利党略を優先しています。
私たちが、日本共産党の九条の会への露骨な介入と護憲運動の発展させることへの妨害を批判し、組織や個人を越えた護憲運動の強化に取り組むことです。