共産党の自衛隊活用論は、民衆の保守化に対する迎合に
他ならない。
いったい、安保破棄を掲げ、アメリカ軍の撤退を要求する民
主連合政府が成立したとき、この政府に従うと考えるのは、空
想的と言うしかない。アメリカは、当然、この民主連合政府を
敵視するだろうし、その支援と指示のもとで、自衛隊はこの政
府の成立を阻止するために、また成立した後もこの政府を倒す
ために、クーデターを企画するだろう。
この方が、北朝鮮のミサイルや中国の国境侵犯などより、遥
かに現実的脅威だと思います。
「2.13の安保棚上げ論について」で、投稿しましたが、ア
メリカの権益を侵すと見られた政権がどれだけ直接・間接(傭
兵を使用)して、軍事介入で崩壊していったと思いますか。
最近でも、アフガニスタン、イラク侵略し、次はイランに侵
略が行なわれようとしており、自衛隊の活用もエスカレートし
ていっています。イラクに大量破壊兵器がなかったように、全
てアメリカの権益を確保するための口実にすぎません。
保守化している民衆に迎合して、票集めをするのではなく、
一時的な反発をおそれずに、アメリカ帝国主義と日本独占資本
の正体及びその暴力装置としての自衛隊の役割を暴露すること
に力を注ぐべきではないですか。
あなたは、新綱領を引用されていますが、綱領改定討論欄の
、S・N生さんの2003年8月2日から12日までの、綱領改定案に対
する批判(1)~(6)をどう思いますか。私としては、かなり共感
できるのですが。
それと、あの二つの投稿は、あなたが引用している新綱領は
改良主義に陥っていると思うので、その反論の一部のつもりで
す。
それと共産主義者が共産主義者である為には、史的唯物論に 確信を持つことが前提だと思います。しかし、今回のあなたの 投稿にはそれが欠如していると思うのですが。多分あなたは共 産党員だと思いますので余計なお世話かもしれませんが。