一つの参考として、読んでみてください。かつて、共産党の引き回しに腹を立て、離党した私に、私の言葉であなたに言える立場ではありません。
「今日、これらの多くの最良の分子たちを離党へ走らせる、じれったさと苦々しさが、称賛も理解もできるとしても、逃走はやはり逃走なのだ。
それは、ブルジョアジーに売り渡されて、シャイデマンやレギンの抑圧にもがき、しめつけられている大衆に対する裏切りだ。新しい分派を作るために、一分派に満足ができないものとして、小さな諸分派から脱退することは簡単だ。
が、その単純な脱退行為によって、プロレタリア大衆に、ブルジョアジーの重くすさまじいくびきの下からの解放の、勇ましい手本を示そうというのは、幼稚な誤りという他はない。
党員証を解放の幻影の下に破り捨てる事は、党員証に元から権力が具わっているという、逆立ちした幻想以外のものではない。この幻想のどちらも、古きドイツ社会民主主義の宿病である、議会主義クレチン病の相異なる二つの極なのだ。
ドイツ社会民主党の崩壊は、労働者階級とブルジョアジーの一般的な闘争という、大規模な歴史進行の一過程であり、個々の人物が茂みの陰に隠れて、より良い空気を吸うために、この戦場から逃げ出すことはできない。
この巨人的な戦いは最後まで闘い抜かれるべきだ。
支配階級によって、誤道され裏切られた労働者階級の首根っこに加えられている、公認社会民主党と公認自由労働組合の猛烈な締め上げに対する闘いは、全力をあげて最後まで闘い抜かなければならない。最も凄まじい戦いの中にあっても、われわれは最後まで大衆の側に立つべきだ。
今日、社会民主党と自ら名乗る、この"組織的ガラクタの山"を一掃することは、少数者の、或いは少数のグループの個人的仕事ではない・・・・
ドイツに於けるここ数十年の階級闘争の明白な運命は、社会民主党と労働組合のお偉方たちに対する闘いであり、だからこそ、われわれの中の一人一人に次の言葉が摘要されるのだ。"私はここに踏み止まる。他になすべき事はない"・・・・・」ローザ・ルクセンブルグ
「反対派は、社会民主主義のマントで包まれた帝国主義政策から大衆を防衛し、党をプロレタリアートの反戦階級闘争の為の、増援活動の分野として活用する為に、あらゆる段階で多数派の政策を妨げ、闘う目的で、党内に止まる」スパルタクス団評議会決議
これらの論文は、ドイツ社会民主党が、改良主義的変質を遂げて行く中で書かれたものであり、日本共産党が、不破指導部によって、改良主義的変質を遂げて行く中で、あなたが考えていく上での参考になると思い投稿します。