党員用投稿欄「私の投稿についての編集部脚注に関して」染谷氏の投稿で触れられている「かの人」本人でございます。
>かの人が、私を「自称年金生活者」などとしているのは、「いいががり」との前説をふってから自説を展開するという誰かさんそっくりの手法だとは思います。また、党への寄付を云々するなら、中央選管だけでなく、47都道府県選管公表分を見てからにしたらどうか、とは思いますが、いずれにせ、私の投稿により編集部の手をわずらわしたことは遺憾に思います。
染谷氏は、反省はされているようですが、私はいまだに誹謗しているとのご認識ですね?
それとわからないことが……。47都道府県を選管公表分とやらを見たら、多額の寄付をする年金生活者のイメージは変るのですか?たとえば今度は共産党からお金もらっている部分があって、差し引きするとそれほど多額の寄付をしていないとか分かるとでもおっしゃるのかしら?
というわけで、真意が今一つ理解できないので、ここはそのままにしておきます。しかし、以下は違います。
>付言すれば投稿は、いまだに氏独特の「セクハラ論」に固執しているらしい筆坂氏の、自らの考えと異なる意見ときちんと向き合うことをしない、できない氏の主張のみに依拠していてはことの本質が見えてこないどころか、全く逆の結論に陥ってしまうのではないのかということを求菩提山人氏にご理解いただけたらと思ってのものです。
反論です。第一に筆坂氏の書いた「日本共産党」では、セクハラの告発がなぜ行われたかについて「今もって不可解」ではあるが「当時の私は党の最高幹部の一人であり、参議院議員でもあった。背後に何があったのか知る由もないが、こういう訴えを受けること自体、軽率、失態のそしりを免れ得ないと考えた。だから事実関係は率直に認め弁解は一切しない。その処理は党の判断に委ねる、という態度を取ることにした」とある。これのどこが固執しているらしいと判断できるのか、全く意味不明です。
第二に、筆坂氏が不可解であると思っているのに、反論しない、疑問を持たないのは、確かに自分の考えと異なる意見ときちんと向かい合っていないと言うことができます。しかし染谷氏は、そうした文脈で「向かい合う」を捉えていません。「『植民地としたために経済発展ができた』とする帝国主義者の論理」を援用し、盗っ人たけだけしいと言わんばかりの主張をしている。いったいどうしたら、こんな読みかたができるのか、不可解です。
また、染谷氏は、私が誹謗していると言いながら、その論拠は全くと言っていいほど示しておりません。唯一示している党への寄付額に触れた部分を、私が事実に対する不審感を書いたのを前ふりに使ったと称していますが(それは否定しませんが)、これを誹謗とするなら、そもそも染谷氏の文章自体が誹謗を含むことになるのは彼自身認めていると言えましょう。なのに
>これを、誹謗中傷とするのであれば、それはそれでその人の見方なのだとは思います。
としてしまうのは、それこそ自分と向かい合わない態度ではないでしょうか。
党員が実名でさざ波通信に投稿することが、どれほど勇気のいることかは承知しております。その意味で染谷氏の態度は称賛に値するものだと言わねばなりません。ただ、その内容があらかじめけなそうと思って恣意的に読んでいるものならば、大変に残念であります。
染谷氏は、私の意見におそらく反論はされないでしょう。それはそれで彼の見識ですから、私としては何も言うことはありません。ただ、自らの考えと異る意見にきちんと向かい合っていないのは誰なのか、今一度検証されることをおすすめしたいと思います。
ちなみに、当方では、筆坂秀世著「日本共産党」の書評も記事にしております。立場の違いは横に置いておくとしても、たぶん今のところ日本最長の書評でしょう。党外大衆の読みかたの一例として、参考までにURLをあげておきます。
その1 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50443998.html
その2 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50444916.html
その3 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50445493.html
その4 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50446997.html
その5 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50449036.html
その6 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50450072.html
その7 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50450981.html
その8 http://kinpy.livedoor.biz/archives/50452074.html