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宮本さんの反論を読む

2006/06/02 マイン 20代

 続けて、宮本たけし議員のHPからです。

 宮本さんの言うことは、共産主義に展望がもてなくなった党員は党を出て行ってください、ということですよね。これ読むと、日本共産党ってかなり敷居の高い組織なのだなと改めて感じました。私みたいないいかげんな人間は、「いいじゃん、そんなこと、どうだって」って思っちゃうんですけどね。やっぱ駄目なんですね。でもそれだったら、読了率30%という話ですけど、残りの人70%の人は、どうなるのでしょう。共産主義に確信がもてなくなったから、読む気がなくなったんじゃないですか。未読了党員が、「党員であり続けることは残念ながら不可能です」という結論になっちゃいますよね。

 なるほど「世界中で社会主義は地に落ちた」「共産主義などまったく将来への展望がない」と本に書くような人は、わが党にとどまることはできません。わが党綱領は「日本共産党は、それぞれの段階で日本社会が必要とする変革の諸課題の遂行に努力をそそぎながら、21世紀を、搾取も抑圧もない共同社会の建設に向かう人類史的な前進の世紀とすることめざして、力をつくすものである」という言葉で結ばれています。
 この綱領が決まったのは筆坂氏がまだ党にいる時であり、この新綱領の読了率が3割台だと筆坂氏があざ笑う以上、本人はとっくに読んでいるはずです。党員の資格要件は規約第4条「18歳以上の日本国民で、党の綱領と規約を認める人は党員となることができる」ということですから、筆坂氏が党員であり続けることは残念ながら不可能です。