過去から現在に至るまで、貴方のような共産党員が存在 することが不思議でなりません。また、あれこれの事象につい て現象面をとらえただけの未消化のまま、貴方のような確たる 根拠に乏しい「言論」を弄し、無責任に公言してはばからない 方を党員として存在させている、「民主集中」スターリニズム の官僚主義を組織原則とする党中央と対極に、あまりの寛容に 過ぎる共産党組織にも、誠に残念ですが疑念の気持ちを抱きま す。
社会矛盾を説き、社会批判や社会の変革を主張されるには、 それなりの論拠と論理と誠実をもって語る必要があるのではな いですか。過去の貴方の投稿文を読んでも、私たち政党・政治 団体に属さない一般人に対する蔑視と不信に満ちたものが多く 、そうした大衆不信の観点でいかなる物言いをなさっても、人 の心に響く・人の心を動かすものはありません。勿論、この「 さざ波」の場での一面に過ぎませんが、いずれにしろ貴方の存 在が役立つことはありません。
>共産党をいまだ除名されてはいない私ですが、即レッテル張 りをして非難する拠り所とする方々が多いこの日本のありよう の中では、私の存在は、それなりに役立っているのかもしれな いとおもったりしています。過去幾人もの共産党員が除名なり 脱退、右翼や反共になったり真に自由人として活躍したりと、 共産党出身者もさまざまなようです。まあ、私は党員になって 、かれこれ、そろそろ二桁の年数が経つのでしょうか、それに しては、考えも行動もほとんど、代わり映えせず、共産党のみ の影響はうけていないとおもえます。
>社会的正義に目覚め、それなりの異議申し立てに立ち上がっ た人々の中には小林多喜二も含まれると思います。わたしから いわせれば、彼は権力の暴力に徹底抗戦した立派な「テロリス ト」です。かれの場合、武器はペンであり、それ故に相手の暴 力をとどめることなく、身体は殺されました。いえ、丸ごと身 体が武器となったといえるでしょうか。こころに爆弾を抱えた テロリストです。 従ってパレスチナ・ハマスもイラクレジス タンスも、ビンラディンも、イスラエル・アメリカ帝国に果敢 に反撃している戦士です。 途方もない謀略と暴力に拮抗する べく力も組織も兵器もないものが抵抗するときに、己の何を武 器にすれば良いのでしょうか。
貴方の投稿文章の辻褄があわないこともさりとて、「テロリ
ズム」に関する貴方の解釈はあきれるばかりのデタラメです。
「小林多喜二」が何時からテロリストになったんですか。戦前
の日本帝国主義による天皇制軍事独裁の暴虐のもとで、小林多
喜二がいつ「1人1殺」たぐいのテロ行為を主張し行ないまし
たか。当時の非合法日本共産党員として、天皇制絶対支配に反
対して日本人民解放目的のために、ペンを武器として党活動に
参加し、そのさなかに捕らえられ特高警察によって非合法・秘
密裏に虐殺されたのではありませんか。
貴方曰く「立派なテロリスト」、などと「テロリズム」を持
ち上げる言質はあきれるばかりの物言で、もってのほか言語同
断です。顔を洗って出直してから、せめて「テロリズム」と「
レジスタンス」の単純な違いの歴史的原理解釈でも学んで出直
しなさい。
言葉や文字の根拠薄弱や検証・洞察のない不誠実を並べ立て る誤ったアジテーションではなく、言動や議論のなかで論破さ れたら、その場から逃走を図るのではなく、誠意をもってその 非を率直に認めること。自分の誤解や誤りに気付いたら率直に 謝罪の意を示すことなくして、どんな云い回しや手練手管を弄 したところで人々の納得と信頼を得ることはありません。いつ か人民民主主義を原点とする、真の社会主義党・革命党への立 ち返りを期待していますが、もうこれ以上失望させないで下さ い。