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遅ればせながら筆坂氏の本を読んだ

2006/06/09 happyblue 30代 アルバイト

僕にとって筆坂問題は、
辻本きよみなき国会で、
有事法制で与党に反論できる唯一の論客の喪失であった。
筆坂氏は日本共産党スターリン主義の犠牲者だと思っていた。

しかし
今日筆坂氏の「日本共産党」を読んで、
筆坂氏が日本共産党を、社会主義はもう破産したのに。。。
という視点から「批判」していることを知って
愕然としました。
彼は単なる犠牲者ではなく、その反動的手先だと分かりました。

しかも彼が日本共産党を批判する題材は、
拉致問題と自衛隊問題についての右からの批判なのです。
しかしよく見てみれば、彼が立脚している立場は日本共産党本部と同じなのです。

しかし彼は、日本共産党を共産主義者だと勘違いして、日本共産党の右翼的な立場から、日本共産党を批判しているのです。

ここには、かつて日本共産党員として在日朝鮮人の帰国運動をして転向し、
いまやファシストとして「救う会」の先頭に立っている佐藤勝巳と同じ道、藤岡信勝と同じ道を感じます。

とにかく筆坂氏にだまされていたと言うことがよく分かる本でした。