通常国会は6.18限りであろう。この国会ほど、「米国に従ってどこでも金儲けできる」日本、「米国に従ってどこでも戦争に荷担する」日本づくりが露骨に現われたことはない。また、その路線の綻びが、明らかになった時期でもある。
◎米国に従ってどこでも戦争
憲法9条の改正案(そもそもの仕組みを変える)
国民投票法案(改憲の手順を決める)
在日米軍再編の受け入れ(米軍と自衛隊の軍事一体化)
教育基本法改正案(「我が国」に奉仕する人づくりの強制)
共謀罪案(改憲反対派の事前弾圧)
靖国神社参拝継続(戦死する日本人の神格化)
防衛庁の省昇格閣議決定(NATOなみの自衛隊組織化)
イラク戦争参加継続
◎米国に従って金儲けできる
医療改革関連法案(大企業の社会保障支出の軽減、多国籍企業の医療参入)
ゼロ金利政策の継続(庶民の預金から金利を奪い、投資に回す)
イラク戦争参加継続
◎路線の綻び
景気回復したが雇用は改善せず
景気回復したが自殺者は増えた
景気回復したが格差が拡大
「規制緩和」の負の結果が露呈(耐震偽造、堀江・村上逮捕)
アフガン・イラクの泥沼化
靖国参拝へのアジア・アメリカの反発
前原亜流小泉民主党の破綻
みなさま、このような事態をどう打開しますか?