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へきるさま。まだ発売されたばかりの本です。

2006/07/03 寄らば大樹の陰 60代以上 苦闘するフリーター

 ご苦労さまです。
 実は私もその本を手にするまではこの事をほとんど知りませ んでした。
 戦後補償訴訟の支援に携わっている関係で、日本より格段に 進んでいると言われるドイツの強制連行の戦後処理が、実際は どの程度なのか知るため調べていたら、書店で6月30日付け で発行されていた「ナチスドイツの強制連行と戦後処理」とい う本を見つけたので、読み始めたところです。
 著者は北陸大学の教員の「田村光彰さん」で社会評論社から 出版されています。
 価格が少し高くて、3400円+税です。
 ドイツの歴史認識、強制労働の実態、国際法と裁判、そして 記憶責任未来の四部構成で書かれています。
 実際戦後補償に携わりながらドイツのことを全く知らなかっ たので、非常に参考になっています。
 本当は小泉純一郎や厚生労働省、また右翼的な研究者などに 読んでほしい本だと思っています。
 ぜひ読んで見てください、資本のグローバル化なんてとっく の前から進んでおり、大半の企業が悪いことには口をつぐんで いるのですね。