ご苦労さまです。
実は私もその本を手にするまではこの事をほとんど知りませ
んでした。
戦後補償訴訟の支援に携わっている関係で、日本より格段に
進んでいると言われるドイツの強制連行の戦後処理が、実際は
どの程度なのか知るため調べていたら、書店で6月30日付け
で発行されていた「ナチスドイツの強制連行と戦後処理」とい
う本を見つけたので、読み始めたところです。
著者は北陸大学の教員の「田村光彰さん」で社会評論社から
出版されています。
価格が少し高くて、3400円+税です。
ドイツの歴史認識、強制労働の実態、国際法と裁判、そして
記憶責任未来の四部構成で書かれています。
実際戦後補償に携わりながらドイツのことを全く知らなかっ
たので、非常に参考になっています。
本当は小泉純一郎や厚生労働省、また右翼的な研究者などに
読んでほしい本だと思っています。
ぜひ読んで見てください、資本のグローバル化なんてとっく
の前から進んでおり、大半の企業が悪いことには口をつぐんで
いるのですね。