はじめまして。
いつも一方的に拝読させていただいております。小生に関して、貴重なアドバイスをいただき、お礼もうしあげます。
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千坂さんへ。
千坂さん。
書き言葉のむこうに、懸命に戦争阻止を願う人物ならば、その意志だけは尊重したいものです。
知識や論理が間違っていても、庶民がしんそこ平和を願うときの熱誠さをわが敬愛する古在由重さんは『草の根はどよめく』と本にあらわしました。
この掲示板で、いわば仲間うちに近いひとびとの相互批判の論理と倫理を確立されるならば、川上真一さんがおっしゃるように、相手の敵に対する批判の力はさらに高まります。
どうぞ、たしかな見識をもつさつきさんが、同性のいさみ足の向こう側にある原動力を理解してあげてください。むろん友好的批判は当然ですけれども。
よく討論を見守って下さいました。感謝申し上げます。「庶民がしんそこ平和を願うときの熱誠さ」……まったく同感です。若いころ、1回だけ古在さんの講演を聴いたことがあります。著作も読んだことがあるのですが、もう忘れてしまいました。覚えているのは、(たしか)40年近く前の「文化評論」に載った対談(鼎談?)のなかで、「私は骨がらみのデモクラットになることを通じてコミュニストになった」とか、「汝の馬車を天につなげ」(聖書の言葉とのこと)などを今でも覚えています。ともあれ論争が激しくなりがちなときに、千坂さんやさつきさんのような落ち着いたしっとりした投稿も貴重だと思います。
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あなたさまのお名前を「慎一」様でなく「真一」と誤記してずっと気になっておりました。この機会にお詫びいたします。
以前わたしは、「JCPウオッチ」において、言論や討論において、主張をあせり、主張の発酵に愚かしい気短さがあり、つらい経験を味わったことがあります。そのときに、掲示板主宰者の高橋貴史様から、掲示板休止の最後まで友好的ご指導とご厚誼をいただきました。今回、編集部のおひとりであられる川上様からのお言葉は、これからのさざ波通信に投稿するときに、大きな励みと自省とのよい契機となりましょう。
同じ平和と反戦とを願う者たちは、統一と共同をいかに交わすことができるか?
この問いは小生の課題であると同時に、1960年代に政治思想に気づいてからの日本の政治的課題でもありましょう。
これからも、川上様がご指摘された7/11の投稿文の全体として明確にされた論点に学び、小生も投稿を続けます。ありがとうございます。