参議院選挙まで1年間をきった。平和共同候補運動には
国会に議席のある政党はまだ乗ってこない。
このサイトでも、7.9PINKO様(組織論運動論欄)、7.10LIN
様(党員投稿欄)で社民党から見た政党の共闘の困難性、その
現状を反映したと思われる平和共同候補運動の展望への疑念が
表明されている。それらを受けて7.15青太郎様(組織論運動論
欄)が共同への期待を述べられた。
まず、現状で社民党と共産党の参議院議席を足しても16であ
ることは事実である。しかし、10を超えれば党首討論が実現す
るのではないだろうか?質問時間も大幅に伸びる。
次に、政党同士がむずかしい場合は、政策どおしでのゆるや
かで継続的な連合をつくることは可能である。例えば、「参議
院九条議連」をよびかけ無所属議員を代表に立てるような形を
とるのはどうか。沖縄で野党共闘により当選させた糸数氏など
もその可能性のある人の例である。これは、民主、公明、自民
の一部を揺さぶる力にもなるのではないか。公明は加憲論にも
とづく改憲案の公開を延期している。幻想を持つべきではない
が、利用はできるであろう。
長野県議会での「あおぞら」の例を始めて知ったが、それら
も参考にし参議院の特徴を活かした柔軟で「名を捨て実を取る
」戦略をとり急ぎ工夫し実践するのがよいと考える。