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小さな哺乳類が巨大なスーパーティラノザウルスに勝つには

2006/07/22 寄らば大樹の陰 60代以上 苦闘するフリーター

 自動車の車体すら噛み砕く顎と歯を持った身長15㍍の肉食恐竜スーパーティラノザウルス,これに対し、ネズミと変わらない身長15㌢にも満たない哺乳類たちが、いかに過酷な地球環境に対応し生を受け継ぎ、今日の隆盛を築いてきたのか。
 なにかNHKスペシャルの受け売りになってしまうが、哺乳類の祖先たちは、その気の遠くなるような何億年もの歴史の中で、目立たないが着実に進化を遂げ、繁栄を誇っていた恐竜達を瞬時に絶滅させたユカタン半島への小惑星の激突という、更なる過酷な環境の中でも生き延びることが出来たのである。
 巨大な敵に怯え、萎縮し、何も出来なかったらその小さな取るに足りない哺乳類の明日はなかっただろう。
 生き延びるにはどうしたらいいか、どこに行けば生き延びるための食料はあるか、仲間は今どこにいるか。
 たとえ小さな目でも耳でもいい、最大限動かし、ピンと立て情報を収集し動くこと、これが私達に求められていることなのだ。
 それを一瞬でも怠れば、たちまち死が襲い掛かってくるのだ。
 恐竜時代と比べたら私達の今いる環境は最高にすばらしい、何でも可能で何でも出来る環境なのだ。チョコチョコでもいい、動き回り走り回り、平和を、戦争反対を、改憲反対を、呼びかけて行こう。