先日「やしきたかじんのそこまで言って委員会」なる番組に筆坂氏が出演していた。
やはり好人物だと思った。
あのようないきさつのよく分からないセクハラ疑惑で重要ポストから転落するのが不可解だった。
彼を「反党分子」とするのは間違っていると思う。
昔から結構幹部が、「反党分子」の側に追いやられている。
高野孟氏も、有田芳生氏も、川上徹氏も、全くそうなるはずのない人々であることを私は知っている。
全く不可解で、疑わしい組織を感ずる。
私は不破氏の筆坂氏に対する論評も読んだが、ただの難癖のための難癖に過ぎないと思う。
かつて私が知っていた不破氏とは全然違うと思う。
党の最高権力者となってから少しずつイヤーな人間になっていったのだと思う。
私は、学生時代かなり頑張っていた党員である。
大学民主化闘争の方針をめぐって疑問が消化しきれずに4年ほどで活動への参加を止め、党籍が消滅した。
しかし、社会への理想は失っていない。
民主組織の中で活動もしている。
日々暮らしの中で困っている人を助けるために走り、不正に対して毅然と立ち向かう市井の共産党員が大好きで、出来る範囲でしっかり応援することにしているが、不破氏のような幹部は好きになれない。
なにより、昨日までの「同志」をこれほど痛罵する人間性を信じないのである。