原仙作様より、全野党選挙協力の展望が語られた(8.1 対抗戦略欄)。基本的にこのような定量的な論拠がでることは大変頼もしい。また、全野党選挙協力と平和共同候補としてのピカ一候補の立候補と当選が分けて語られている点も見逃せない。
ただし、一点のみ不安がある。それは、自公で参議院過半数割れとなったときに、自公民(の一部?)の大連立ができないだろうか、ということである。ドイツ、ウクライナなどの昨今の動静と日本の政党の政策を考えてみると、日本ではスペイン、イタリア型の政権交代より、ドイツのような展開も否定できない。小沢氏の90年代の軌跡をみると、民主党党首小沢一郎氏を護憲に利用する戦術はよしとして改憲に利用されるリスクを減らす工夫もみておかねばならない。
このことを少しでも食い止めるためには、護憲の世論・反靖国参拝の世論を高めるとともに、10月の各補欠選挙で憲法問題を争点にさせてゆくこと、統一地方選挙での護憲和を含めた統一候補の擁立と勝利にかかっているのではないだろうか? 安部晋三はこっそり靖国参拝したらしい。