私の親は無神論者です。地鎮祭さえしないで、家や店を建てて来ました。そして私も唯物論者です。ですから宗教の事はほとんど関心がありません。ですからハマスとヒズボラの主張の区別はわかりません。ヒズボラの主張は色々調べているのですが、資料がないのでよくわかりません。ヒズボラの主張をハマスの主張同じかどうか分からないのに、置き換えるのは、乱暴だと思いますが、ハマスの主張を根拠にして、論じたいと思います。ヒズボラの主張していることとハマスの主張が異なっているとしたら違いを教えてください。
まず言える事は、パレスナ人は犠牲者なのであって、犯罪者ではない。イスラエルはパレスティナ人を抑圧している。パレスティア人はエルサレムを奪回して難民が帰還できるようにしなければならない。
ハマスは
1)ヨルダン川西岸地区とガザ地区からのイスラエル占領軍の撤退
2)ヨルダン川西岸地区とガザ地区に違法に設置されたユダヤ人入植地の撤去
3)イスラエル監獄にいる全てのパレスティナ人の解放
と引き換えにフドナ(アラビア語で休戦)
をイスラエルに対して提案する。
私はこの主張にとりたてて問題があるとは思えません。
そもそも、パレスティナ問題は、イギリスの二枚舌と言おうか、三枚舌したと言おうか、パレスティナの地において、
1 (1915年)メッカのフサインに対し、戦後のアラブ人国家の樹立を約束
フセイン・マクホマン書簡(戦後、アラビア半島と東アラブにアラブ王国を建設)
2(1916年)英・仏・露によるオスマン帝国領分割に関する秘密協定
サイクス・ピコ協定(レーニンが暴露)
3(1917年)イギリスがユダヤ金融王のロスチャイルドに資金提供と引き替えにシオニスト国家をパレスティナに建設することを容認
バルフォア宣言
同じカードでの三つの約束をしたことに端を発する。
イスラエルをホローコストの犠牲者の国とすることで、シオニストは歴史捏造しようとしているが、イスラエルの現在の虐殺行為を正当化する根拠にはならない・ヨーロッパにおけるユダヤ人差別は、ヨーロッパが責任を持つべき問題であって、パレスティナやアラブには責任のない問題である。だから、シオニスト国家イスラエルの問題とヨーロッパのユダヤ人差別は、直接的関係はない。これを意図的に混同させるのがシオニストの手口である。
イスラエルはユダヤ教の一派のシオニストの神権国家であり、国教のラビ(聖職者)は国によって養われている。
イスラエルは少なくても、1949年の国連のパレスティナ分割決議にあるパレスティナ全土の57%以外はパレスティナ人に返還すべきである。
ヒズボラの強さは、パレスティナ民衆の独立と解放への欲求の強さの反映であり、シオニストへの憎しみと怒りの強さの反映だと思う。
イスラエルの蛮行が続く限り、イスラエルの不法な占領が続く限り、このレジスタンスは続くだろう。