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靖国参拝私見

2006/08/20 トトロ 50代 契約社員

>本当に戦争に反省するなら、「哀悼」でなく「騙したことへの謝罪をすべき」である。

 というご意見に、どちらかというとひねくれた物の見方しかできない私は「その通り」と思わず膝を打ちました。
 靖国参拝のねらい(首相が意識されているかどうか分かりませんが)は国の為に犠牲になった人、言い換えれば国のために生け贄に具された人を祀り、そういう犠牲をこれからも国民に要求してゆく事を正当化したいという事だと思います。ですから、中国、韓国云々以前に、日本人自身の問題であって「他国からあれこれ言われる筋合いではない」というふうにもってゆくのは一種の罠だと考えます。勿論、中国、韓国から言われる筋合いはちゃんとあるのですが、歴史を深く学ばないままに、首相のパフォーマンスに若者たちが踊らされるとしたら悲しいことです。
 騙したことへの謝罪は、騙された人々が要求しない限り、決して得られないし、国の責任を問う裁判でも困難を極めているのが現状です。そういった意味でも、引用した言葉の真っ当さに深く感銘を受けました。