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日本共産党様。早く目を覚まして下さいませ。

2006/08/26 党員ではない一職員S 30代 サラリーマン

 Kei様の投稿を拝読させて頂きました。ありがとうございます。

 「勝つ」ってことが大事。私もそう思います。
 これまで逆に散々「漁夫の利」で敗退してきたわけですから。
 勝つにはそれなりに折り合いをつけることが先決だと思います。近親憎悪から早く抜け出すことが肝要でしょう。

 滋賀県連に承諾を得たのかは分かりません。ところで、以前こんな事がありました。研修医募集の為に行っている奨学生募集の宣伝印刷部作成に当たり、無許可である医師の写真を使用したことがありました。ご当人は大変憤慨されておりましたが、これが削除されることはありませんでした。

 関係ないかもしれませんが、全日本民医連の事務局長はこの印刷物を発行した県連出身の人物です。当時はある法人の専務でした。私には全く理解不能ですが、ここの法人再建が評価されたのでしょうか。いつの間にか全日本民医連の事務局長になっておられました。

 個人と組織の行動に連続性があるのかはわかりませんが、許可を得ず記事にしたり印刷物を発行したりすることは日常茶飯事です。了解を得ていない可能性を考慮しておいた方が良いでしょう。

 これまでの間私なりに民医連という組織で日本共産党と非常に近接する事業体で従事しながら日本共産党ウォッチングをして参りました。

 現在の立場で言いますと、「総論反対・各論是々非々」です。
 何故かと申しますと、総論はマルクスを読まないと分からない。

 異常に難解な書物を読まないと分からない。これは私の主観ですが、政治は国民の多くが理解できる内容にしないと民主主義的な政治として認知され得ない。

 共産主義者は難解な書物を読破することに自己愛の充足感を得て、それを読みきれない人、運動しない人を下位に置く習性がある。そういう体質の組織には民主主義を標榜する資格はないと思います。

 毎年民医連の運動方針が出されますが、これは相も変わらず毎年だらだらだらだらと取り繕うように無味乾燥な言辞を並べる有様で、もしかしたらマルクス呪縛が祟っているんじゃないかと感じてしまいます。組織が「鉄の団結」で硬直してしまっている。理論・理論の積み重ねでどう動いたらいいのかわからない。自分の事でいっぱいいっぱいで、近隣のところまでも目を配る余裕がない。

 日本共産党は確か、科学的社会主義を志向しているんですよね?そもそも「科学的」って言うけど、科学なんて実は不確かさが充満している世界です。私は一応「科学」の元で仕事をさせて頂いておる者ですが、いつもその不確かさの渦に巻き込まれ苦しんでおります。科学なんて絶対的なものでなくて、いつもぐらぐら揺らぐもんでしょう。

 昨今の冥王星が太陽系惑星から外れたなんて話しも科学が揺らぐ様を端的に表していると思います。

 カチカチに固まっている組織は科学的じゃありません。

 ところで各論につきましては、福祉を充実させよう、平和を守ろう等の主張が各論にあたると思います。それらにつきましては多いに賛成です。

 ただ、日本共産党の組織構造が非常に未成熟で、その一例として元参院議員であれ今では明日の生活にも困るかもしれない一個人に対して組織の中枢に位置する人物たちが弱い者いじめでもするかのように寄ってたかって袋だたきにするような言動をとる有様では本当に平和を愛する政党なのかと猜疑心を隠せずにはいられません。

 これは一個人の性格の問題といえばそれまでかもしれませんが、民医連の「運動家」を標榜する者の中にも退職者に対して平然と「裏切り者」と口走る場面をしばしば目撃します。武力衝突がなければ言葉の攻撃は許されるんかといつも疑問に思います。

 日本共産党も民医連のいずれも平和を愛するなんて言うけど嘘っぽいこと言うなぁと感じる今日この頃です。

 戦争を反省するって言うけど、自分たちが治安維持法下で弾圧されたから言ってるだけなんじゃないかって。我々も被害者だって訴えたい事の裏返しに過ぎないんじゃないかって勘ぐってしまいます。

 さらに、Kei様もおっしゃいましたように選挙で負けても決して「負けた」と口に出さない体質にも問題があると思います。

 もし政権与党となり、仮にですが、不幸にも他国と戦争になった時、自国軍が敗退しても「善戦」なんて事を平気で言いそうな気がします。挙げ句の果てに捕虜になるくらいなら玉砕せよって言いそうな・・・。これは私の想像がふくらみ過ぎてますね。

 実は私は事情がございまして、日本国内外に関わらず投票権というものをこれまで一度も得たことがありません。投票できる人達が周囲に沢山いるのを見ながら、「一度は投票所に行ってみたいな。行かない人は勿体ない事しているな」ってなことを思っております。

 いずれ投票権を持つ身分になろうかとは思いますが、それまでにはどうかより成熟した日本共産党でありますように祈願する今日この頃です。

 最後に長い文章を読んで下さった方々へ厚く感謝を申し上げます。