先日も投稿したことのある者です。
さて、これまで私は民医連のあり方について触れさせていただきましたが、本日は民医連新聞にて掲載された記事で大変興味深いものを取り上げさせて頂きながらながら、これをご覧になられる日本共産党の党員の皆様方がどのように感じられるのか反応を伺いたく思い投稿させていただきます。
以下は2006年8月7日発行の「民医連新聞」2頁に掲載された「コンパス」の一部記事抜粋です。
『まさに「激変」の情勢です。滋賀県知事選では、自・公与党と民主党までが推薦した現職知事を破り、市民派候補が勝利しました。同日の東大阪市長選挙では、自公推薦の現職候補を抑え共産党市長が復活しました。小泉政権への痛烈な批判の表れです。』
とあります。
皆さんもご存じの通り東大阪市長選挙では自民党を中心とした保守勢力内での分裂が起こった上での勝利であったわけで、分裂せず統合していたらきっと敗北していたと思われます。漁夫の利を得た結果に過ぎないと私は思うのですが・・・。
さらに、彼に言わせると滋賀県知事選挙では市民派が勝利したそうです。筆者は社民党推薦の人物が当選したのを「市民派」と表現しています。
この記事の筆者は全日本民医連の事務局長です。恐らく、日本共産党の党員ではないかと思うのですが・・・。
「小泉政権への痛烈な批判の表れ」
なるほど。それは即言い切れるのかどうか、多少論理の飛躍を含んでいる様にも思えますが、そのように筆者が解釈したい気持ちがわからなくもありません。
しかしながら、滋賀県知事選で日本共産党推薦候補者が落選したことには全く触れられていません。これってフェアな論法でしょうか。
社民党候補者が「市民派」。それでは日本共産党候補者は???
なんかへんな感じがするのは私だけですか?
ご意見願えればうれしく思います。