参議院選挙での自公敗北と民主党議席の一定の伸長という状況で、民主党が分裂して改憲大連立ができやしないか、という私の疑問に、原仙作様は、わかりやすくかつ詳しくお答えくださった(8.6 一般投稿欄、対抗戦略欄)。いつもながらの説得力あるご論説に学ばせていただいた。原氏の主眼である、「共産党よ、党勢拡大第一主義から目をさませ、小選挙区全区立候補を見直せ」には大賛成である。ここに御礼申し上げる。
同時に付言すれば、私は、民主党が単独政権論から全野党共闘論に転換したときに、自公との対決の戦略の変更とともに、別の連立の可能性に道を開くものと感じたものである。
また、小沢氏が新進党、自由党時代、橋本内閣に対しては大変激しく対立したのに、新進党解体後は小渕内閣の与党に変身し、全員復党まで迫った(その交渉の過程で小渕氏が病没)。これらを鮮明に覚えているため、小沢氏が変身しないような運動と組み合わせた取り組みが必要であろうということである。
今後とも氏からは多くを学ばせていただきたい。