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とんびさんへ 自公共路線、同感です。

2006/09/13 PINKO 30代 団体職員

 少なくとも国会審議に関しては自公共路線というのは言 えています。
 共産党は少数派の唯一に近い抵抗手段である審議拒否を原則 しないからです。正々堂々審議に応じて反対を主張するという のは、一見正当なようですが、審議が進めば採決で負けるのが 決まっている今の国会の仕組みでは、採決=成立に力を貸すの と同じ意味になる場合が多いのです。
 現実には審議の引き延ばしすなわち「時間」と内容を取引す るのが数少ない可能性の場合が多いのに、共産党のせいででき なくなることは多く、野党共闘の最大の障害です。(なお、共 産党も、まれに野党として足並みをそろえるときはありますが 、いつも最初に裏切ります)
 実際与野党激突法案の審議を調べてみてください。自公共だ けで審議して自公の賛成多数で採決・可決というパターンは多 いですよ。
 だから国会内では共産党は「反対」はするけど「阻止」しよ うとすることはないと思われている。議事録に反対したと記録 を残して、赤旗に共産党だけが反対したと書いて、そう演説で きれば成立自体はかまわないんだろう、と。
 確かに他の野党が審議拒否してなんとか成立を拒もうとして いるときに、共産党だけ審議に応じて反対といえば、議事録的 には共産党が唯一の反対ということになる。「審議を尽くせ」 とか「与党だけで審議を進めるな」と必死で阻止しようとして いると、「いや共産党さんには応じていただいて、反対の意見 もうかがったので採決します」ってなるわけで、そのうえ赤旗 に「共産党だけが反対」なんて書かれたら頭に来るでしょう。 そういうわけで共産党が嫌われちゃうわけです。