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一般投稿欄

9/11共産党は民主と科学の党に成るべきだ

2006/09/11 灯台守 60代以上 自営業

 以前、不破さんの著書に“科学の目”と言う著書があり ます。不破委員長の時代に“マルクスレーニン主義の党”を“ 科学的社会主義の党”と改めました。いずれにしても、不破さ んの頭の中には、マルクスレーニン主義イコール科学的社会主 義であると思います。不破さんの“科学の目”からすると、世 界を、科学的視点をもって見ようとする気持が伝わってきます 。但し、人間社会を見る目は、科学的社会主義、つまり、マル クスレーニン主義です。
 これは、不破さんの矛盾です。不破さんは東大の物理学科の 出身です。科学、つまり、自然科学の発展は目覚しいものが有 ります。不破さんの考える科学的社会主義“社会科学と理解し ている“は、マルクスレーニン主義ですから、哲学です。発展 のしょうがないのです。哲学を発展すれば、マルクスレーニン 主義とは、異なる哲学になってしまいます。
 ここで、私の、ゲスの勘繰りです。不破さんは、科学を基礎 に据えたい筈です。しかし、共産党と言う看板は、マルクスと は切っても切れない看板です。マルクス哲学イコール社会科学 という矛盾を抱えています。私は、不破さんは、多分、ある意 味では気付いていると思います。これが、ゲスの勘繰りです。
 一時、不破さんは、資本論を中心に研究し、党内で資本論の 学習を進めたことがあります。資本論を社会科学と考えていた ようです。私は、これが間違えだと思います。不破さんは今度 の引退で、党社会科学研究所の所長に就任しました。マルクス と社会科学が中心テーマです。
 矛盾を解消するには、ひとつ、マルクスレーニン主義を捨て るべきです。短期的には苦しいことは有っても、未来を考えれ ば、当面の問題など取るに足らない事柄です。また、当面の政 策でも多少の努力が必要でしょう。親王誕生に祝意を表したの は良い切っ掛けでしょう。多分、更に努力し、安倍晋三氏の政 策に近づかざるを得ないでしょう。現在の所、理性的、合理的 、普遍性は安倍氏にあります。もし提案できるなら、幹部の総 入れ替えも念頭に置くべきでしょう。大変ですね。右翼左翼な ど、レッテルを気にしていたら党改革は不可能です。 民主主義と科学の党を目指す以外に共産党の居場所はありませ ん。