すみません、PINKOさんは社民党員なのですね。過去の投稿を見返したら気づきました。私が社民党を批判する書き込みをしたのはPINKOさんのあてつけでも何でも無く、他意は決してありません。さて、PINKOさんは「民主主義=理想の政治」くらいの意味で使っているのかも知れませんが、そうではありません。繰り返しますが民主主義の定義は、
1.あらかじめ決められている決まりに必ず従う
2.決定は選挙による多数決で行う
3.多数決で決まったことには必ず従う
という政治のしかたです。あくまで「政治のやり方の一つ」に過ぎません。よって、社民党員であるPINKOさんにとっては民主主義=理想の政治=朝鮮民主主義人民共和国みたいな政治というイメージかも知れませんが、あれは民主主義ではありません。選挙やっていませんから。(私には朝鮮民主主義人民共和国が理想の政治をやっているとは思えないのですが、それはここではおいときます)
日本で民主主義が人気なのは、もちろん今の日本政府が民主主義を採用していると言うこともありますが、民主主義の権化であるアメリカが日本を占領している間に「民主主義は素晴らしい」と散々宣伝したからでしょうね。民主主義より、ケマルや諸葛亮やビスマルクなどのような優れた独裁者による政治の方がずっと国民にとってはいい暮らしになるのですが、独裁者が必ず有能であるとは限らないので、私も民主主義を支持しています。
さて、PINKOさんは「悪法が成立してはいけない」ということを繰り返していますが、ここ最近で政府が提出した中で一番の悪法(案)は私の知る限りではダントツで「人権擁護法案」です。これは憲法違反であるだけでなく民主主義にも反するし無実の人をいくらでも罪に陥れられるという、とんでもない悪法です。これに対して共産党は、国会の質問においてこの法案の問題点を明らかにしました。そして署名運動をして国民の声を伝え、ついに自民党もそれを認めて廃案に追い込むことができました。
分かりますか?これが「民主主義」です。法案が本当に悪そのもので、その悪い点を正しく指摘できれば与党は動かせるんです。決して、自分が気に食わないからとむりやり自分の意見を押し通すことは民主主義とはいいません。