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格差について

2006/10/23 ロム3

 小泉内閣が格差を広げたと誰もがいう。私もそうだとは 思うのだが、実感としてはあまり感じていない。
 皆さん個人個人は、実感としてどう感じていらっしゃるので しょうか。教えてください。
 現実に家族の中で、なかなか自立できない娘さんや、息子さ んを抱えていられる方は、実感としてよくわかるでしょうが、 わたしなどは周囲は老人ばかり、皆そこそこに豊かな生活を楽 しんでいるように思う。

 実をいうと、私自身は、いぜんより格差を感じなくなってい るのです。以前は、親から土地をもらったり、高学歴をさづけ てもらった人とは、ものすごく格差を感じていました。私は学 歴はないし、土地も 家も自分の働きで手にいれなくてはなら ないし、親のことも考えなくてはならなかったりして、格差を 感じない日は、一日としてありませんでした。
 最近になって、親譲りの財産より、年金に恵まれていたり、 健康に恵まれていることの方がずーと幸せに感じるようになり ました。
 本当の格差って、どこにあるのと感じています。

 もしかしたら、世代間の格差とか、地域の格差が問題なのだ ろうか。年金の格差も、切実だと思う。月15万円くらいあれ ば働かなくてもいいけれど、国民年金では、80歳になっても 働かなくてはならない。そういう友人がいて、痛々しく感じて いる。
 議員さんたちは、お手盛りの年金を受給しているから、庶民 の痛みなんか、感じないだろう。不破さんも政党助成金を拒否 するより、自分の国会議員の年金を拒否した方が、国民の気持 ちにより近づけると思う。

 日本共産党員たちは、自分が恵めれた環境にあるのに、貧困 者だと勘違いしている。だから、本当の貧困者に対して、全く 思いやりがない。思いやりがないから共産党系の大衆組織が拡 大するということはない。拡大しないから、組織財政にゆきづ まる。すると、すぐ、カンパ、カンパと口にする。
 会費以外にカンパなど要求したら、ますます組織はやせ細る 。
 もっと、根本問題を解決しようというと、怒りまくる人がい たり、聞く耳を持たない人ばかりだ。
 国民の方に顔を向けないで、組織維持だけを考えているとし たら、北朝鮮と同じではないか。それでは、組織が伸びるわけ はない。
 けれど不思議なことに、この資本主義の日本に北朝鮮なみの 頑固な支持者がまだいるということが事実なのである。