貴方の「土方副長氏のソ同盟核実験への日本共産党の対
応論評」へのご批判に対し、反論します。
1)貴方は「日本共産党がソ同盟の核実験に賛成したことは無
い」と仰る。少なくともあからさまに「賛成」などとはいわな
かったかもしれないが、63年の部分核停条約以前は「ソ同盟の
核は米帝の脅迫下でやむを得ず保持した防衛的なもの」という
立場だったはずです。
2)貴方も50歳代というご年齢から推察するに、61年ソ同盟の
大気中核実験に際し、(むろんソ同盟の核に反対のブルジョア
マスコミの宣伝によるものですが)「50メガトン」「死の灰」
などが流行語(今で言うところの流行語大賞)になったのは、
ご記憶の片隅におありでしょう。このとき日本共産党は「日本
国内の世論に迎合して単純に環境問題として捉える立場はとら
なかった」と、「日本共産党のソ同盟共産党への手紙」の中で
でも主張しています。