基本的な立場は『10月19日の有島実篤さんの投稿について』で述べたとおりで、その部分ではパルタさんと見解は同じなのですが、民族自決権を侵害しかねない内容を述べられているので、私の意見を述べたいと思います。
パルタさんは、後段で以下のように述べています。
>このままでは北朝鮮は体制崩壊後にマフィアの巣窟となり、偽造品や麻薬、窃盗、強盗などのあらゆる犯罪が四散する可能性があると思います。左翼側から積極的な北朝鮮民主化のプログラムが組まれるべきです。その民主化プログラムとは、無論、日米の軍拡阻止につながるものでなければなりません。
パルタさんは、「左翼側から積極的な北朝鮮民主化のプログラムが組まれるべきです」と述べられていますが、私は、この発言は『内政干渉』ではないかと思うのです。
朝鮮民主主義人民共和国の国民が決めなければならないのが前提だと思います。
左翼の側が行おうが、保守の側が行おうが、『押しつけ』には変わりません。
アメリカ合衆国によるパナマ共和国への侵略・クーデタ、グレナダ共和国のクーデター支援、旧ソビエト連邦によるアフガニスタン共和国への侵略と、全く同じなのです。
私が最も恐れているのは、朝鮮民主主義人民共和国による核実験を足がかりにしたアメリカ合衆国による軍事侵略と、過去の日本帝国主義による侵略戦争を風化させることです。