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一般投稿欄

10/12  信楽翔太郎 さん 返レス有難うございます。

2006/10/15 ロム3

>今の日本の情勢は「社民党を叩くべきときではない」のと同 様、共産党を叩くべきときではない、かもしれません。しかし 、未だに共産党はセクト主義に固執し、提携や共闘の姿勢をと ろうとはしません。 この共産党の姿勢は、人間や組織が誰も が持つ単なる些細な欠点とか小さな誤りというレベルのもので はなく、共産党という組織の本質に起因する回復不能なもので あるということを1人でも多くの方々に訴えたい、というのが 私の投稿の趣旨です。

 おしゃる通り些細な欠点ではないと思います。私はそれを歴 史的な宿命だと考えています。だからこそ叩けないのです。叩 かないで無視ないしは、他人になればよいと思っています。
 熱烈に支持する人がいる間は続くでしょう。でも、われわれ にとって、それは右翼のような邪魔な存在ではありません。少 なくとも反社会的な行為は絶対しないだろうと思うからです。 運営方法は悪いけれど善意の人の集まりです。

 日本共産党が追い詰められて、もし、反社会的な行為をした らそのときこそ絶命です。日本共産党の問題点は、比較的裕福 な人が支持者でいることだと私は思います。彼らは日本共産党 を支持していたから裕福になったのだと思います。
 かくいう私も非常に低賃金ながら一つの会社にじっと勤めて いました。共産党の人たちから、「辞めたらもっと悪くなるよ 。」と、常に言われていたからです。だから、現役の時は非常 に貧しかったけれど、年金生活に入ってから、豊かになりまし た。
 あちこち、職を転々としてきた人は、年金がこまぎれっだっ たり、社会保険庁の手落ちでなくなってしまった人さえいます 。馬鹿になって、一箇所に長く勤めたことが現代では年金成功 者という一つの階層をつくっていると思います。

>将来、共産党が健全化することなどありえないことで、すべ ては無駄な努力です。そんな無駄な努力にエネルギーを浪費す るより、社民党を応援するほうがまだ生産的ではないか、とい うのが私の現在の判断です。

 構成員が変われば健全化すると思います。以前私が党員だっ たころお山の大将おれひとりで官僚主義的に私をいじめていた 古参党員がいました。彼は上や議員にばかりにいい顔をして、 面倒な活動は私に丸投げしてきました。こんな大きな町内で私 一人がなぜ全責任を負わねばならないかと私はいつも悩んでい ました。
 結局、「彼のお前のようなやつはやめちまえ」という一言で 私は離党を決意しました。彼はまさか私が離党すると思わなか ったのでそう言ったのです。彼の特技は新入り党員を育てる代 わりにいやになって辞めさせることのようでした。それでも、 彼の顔で他の支部の応援があったので、やって行けた時代でし た。

 先日私が朝早く雨の中を自転車で町内を走っていると、80才 近い彼が赤旗の早朝配達をしていました。おそらく毎日ではな く週いっぺんぐらいだろうとは思うけれど、痛々しくなりまし た。私は赤旗の購読をやめておいてよかったとつくづく思いま した。
 というのも、私もほんのわずかながら大衆組織の新聞を配っ ているのですが、ちょっと離れている家に配達に行くのはとて もつらいのです。坂の多い街で、階段を上がったり下がったり 、痛い足をひきづって配っています。いい加減にこの読者、読 むのをやめてくれないかなと憎らしく思います。上部からは、 読者を増やせば支部の収入があがるから増やせというので、「 配達する人がいないよー」と、答えています。

>熱心な現役党員や支持者にはつらいことでしょうが、これは 厳然とした事実です。もし今の共産党に今後、健全化の希望が もてる要素があるのなら、逆にどなたか是非それを教えてほし いと思います。

 私が考えても今の日本の政党の中で、日本共産党が共闘でき る政党はないと思います。来年の参議院選挙では、田中康夫さ んあたりとは共闘できるのではないかと思うのですが、また、 お笑いタレントの大田光の、「憲法9条を世界遺産にしよう」 という提唱などには賛同できると思います。
 共闘できる相手がないのは、日本共産党だけの責任ではない と思います。ただ日本共産党の悪いところは、共闘できないと 当選する見込みもないのにやたら候補者を立て、野党の足を引 っ張るところです。
 結果ととして、自公共の政府を作っています。
 これは、不破氏が一線から引いたことで改善されるでしょう 。やろうと思っても財政難でもう出来ないのではないでしょう か。
 共闘できなければ、自主投票にすればよいのです。自党が一 番と思い込んでいるから、自主投票に出来ないのでしょう。そ の思い込みは弁証法的哲学が欠けているからだと思います。

 北朝鮮と非常に似たところがあります。日本共産党が天下を とらなかったことは、われわれ日本人にとって非常にありがた いです。でも、無くす必要は無いと思います。

 ついでながら北朝鮮についても言及したいと思います。ああ いう国の体制ができたのは、歴史的産物です。第二次大戦で日 本が敗れたからいけないのです。そうでなくとも昔から文明の ハザマに位置していて両体制からいじめられる宿命のある土地 柄でしょう。沖縄なども同じですが。
 ソビエトが不可侵条約を破って進入してきたのが一番いけな いことです。38度線以北を狼のようなソビエトにゆだねたア メリカにも罪はあります。
 今あの体制をこわすと、中国が一番こまるのでしょう。いま や北朝鮮問題は、中国問題だと思います。史的唯物論的に考え るなら、中国がもう一段と豊かになったときには解決するので はないかと思います。

 大体あなた様とは、意見が似通ってはいますが、私は、歴史 的に考えるところがちょっと違っていると思います。
 したがって、まだ日本共産党を完全に見捨ててはいません。 是々非々で対応したいと思っています。  扱い方一つで魅力ある政党に変身する日もあろうかと思って います。来年参院選では、田中康夫氏と共闘してほしいと思い ます。
 彼は弁証法的に物を考える人ですから。多くの人に現行政治 の矛盾点をわかりやすく説明できる能力を持っています。
 とにかく弁証法的思考法を復活することが大切でしょう。自 力でそれが出来ないとすれば田中氏に乗っかるのが一番上策だ と私は考えています。