この一般投稿欄10月6日に樹々の緑氏が「特別な投稿
」を書いておられる。ここへの各人の投稿の姿勢、態度につい
て、最近目立つ「ある傾向」への警鐘を鳴らされたものだ。
この重大な提起について賛否などのコメントがないので、読
者諸氏のご留意をお願いするために、これに言及したい。主張
の要点は、こんなところだろう。
「(各々の投稿の)その気持ちが現実に対して持つ意味を見直 してみることも(自由闊達に気持ちを書くことと)同じかそれ 以上に大事」
「第1に、それを批判する側に、セクト的な誤りはなかったの か。第2に、『互いに脛に傷を持つことを認めながら、建設的 な批判の応酬をする』という『正しい』名分の下で、いちばん 肝腎な、日本ファシズムの再来を阻止する課題との関係が見失 われていないか」
「もしも『正しさの説得力』というものがあるとしたら、現在 の情勢下では、日本ファシズムの再来を阻止する客観的意義を 持つ共同に向けた努力を通じてのみ、証明されるのではないか 」
さて、こういう僕も直前に「日本国(なんとか)連合」氏に 当てこすりのような投稿をした(投稿日の関係でまだ未掲載で あるが)。氏の投稿「内容」と「その過連発」とにちょっと「 いたたまれなかった」からだが、樹々さんのこの呼びかけを改 めて読んだ後では、ちょっと大人げなかったかと反省している ものである。
また、杞憂かも知れないけど、さらに一言。
さざ波の投稿規定を使って「あの投稿は違反」とか、「こう
いう意見はここでは少数意見」とか、逆に「これが多数意見の
はずだ」とかのいかなる「(自主)規制的レッテル」も貼らな
い方がよいと言いたい。
そもそもここは共産主義者だけの場所でないのはもちろん、
右翼でも極左でも参加できるところだ。いくつかの禁止規定が
あるだけで、「こういう傾向の人が望ましい」などという規定
はどこにもありはしないし、事実編集部がそう運営してきたの
は明白である。右翼が客観的には共産党を打倒しようとする勢
力であると見うるとしても、「打倒しよう」とここで語らなけ
れば、投稿規定には触れないはずなのである。
そもそも統一戦線を目指すという正しい立場からは、「どん
な部分提携もあり」ということのはずだ。よって、たった一つ
の課題でも討論したいならばどなたも平等に参加してきていた
だきたいという場所のはずなのである。つまり、投稿規定の「
禁止行為」を投稿自身で踏み外さない限り、全ての人々に参加
して欲しいというサイトなのである。
なお、僕自身もここで、2人ほどに「貴方は投稿を少々控え て欲しい」と、別の1人については「この人の投稿は無視しよ う」とまで書いたことがある。(この後者の1人は、その後結 局禁止規定を踏み外して「さざ波除名」となったのであるが。 )愛するこのさざ波のグレード、品位を落とすような文章連発 投稿者に見えたからである。こういうことは僕の場合今後もあ りえないことはないと断った上のことだが、この樹々さんの投 稿主旨には熱烈な拍手を送りたい。