投稿する トップページ ヘルプ

一般投稿欄

統一自治体選挙についてのコメント

2007/4/29 ぶどうちゃん 40代 建築設 計

 統一自治体選挙戦は、自民党と公明党がそれぞれ連携をして 議席を伸ばしました。民主党は、大量の候補者擁立で当選しま した。社民党の議席は、大きく後退しました。日本共産党は、 議席を微増しました。市民運動系の地方議員の当選が目立ちま した。
 東京都知事選挙は、石原慎太郎氏が自民党と公明党の組織票 と少なからず無党派層を取り込んで圧勝しました。民主党と社 民党、新社会党の支援の浅野史郎氏と明るい革新都政の会の吉 田万三氏が、石原慎太郎氏の得票に吹き飛ばされました。
 石原慎太郎氏の圧勝は、日本共産党の反石原都政の勢力の多 数派形成の放棄と民主党や社民党、新社会党の反共産党に対す るこだわりが原因と考えられます。 日本共産党の大阪市会議 員候補者の清水ただし氏は、福島区選出での選挙で、自民党の 候補者と一緒にトップ当選を果しました。清水氏は、松竹芸能 の出身の漫才ユニットの経験から話のツボを押えた演説で市民 の共感を獲ていました。
 八尾市会議員選挙候補の現職の田中ゆうこ候補は、コクヨ八 尾工場跡地に建設されたアリオ八尾のアスベスト対策や同和地 域内の八尾北医療センターの補助金削減、産業廃棄物処理場の ダイオキシン対策を取り上げて、近辺の駅前で宣伝して、3回 連続上位の当選しました。
 しかし、日本共産党は、当選の票差が激しいために現職を取 りこぼしたり、現職と新人の交替が上手いかず、議席を減らし ています。
 これは、しんぶん赤旗読者の減少や党員の減少、住民の要求 にかなった戦略のなさ、認識の硬直化、無党派層とりわけ青年 学生層の意識の変化について行けないこと、確かな野党路線の 住民からの孤立化、労働組合の旧態依然のスタイルの固執など が絡みあっています。
 私は、日本共産党が確かな野党路線について自己批判をして 、自民党政権から交替するための戦略を立てて、反自民党政権 のための共同の関係を作ることです。