館長雇い止めバックラッシユ裁判の結審が6月6日、大阪地裁809号法廷で午後1時15分からあります。
この裁判はとよなか男女共同参画推進センターすてっぷの非常勤全国公募館長だった三井マリ子さんが2002年秋頃から北川悟司前議員(今回市議選で落選)らから攻撃され最初は市が庇ってくれたが、翌年には三井さんを斬る方向に動き、三井さんに内緒で後任(桂容子さん、当時寝屋川市)をさがし、茶番の面接をへて、2003年度末で雇い止めになったとして豊中市と同財団を訴えているものです。
市側は、あくまで三井さんを雇い止めにしたのは組織強化、地域密着型にするためと主張。
また面接は茶番ではないとしていました。
しかしこれまでに以下のことがわかりました。
まず高橋財団理事長被告本人尋問では財団は市の事実上の植民地であったこと。
市の情報を信じつくすのが理事長の仕事という驚くべき発言でした。
また、このころ、市側が財団の理事会や評議員会の議事録を改ざんし、北川さんの攻撃=バックラッシユが大したことがないかのように醸し出し出されていたことが発覚しました。
さらに市側が桂二代目館長には、あなたしか三井さんの後任がいないと約束する一方、対外的には面接は公平だったと主張していたという矛盾についても2月21日の桂館長(当時)の尋問で一村市議(当時)の陳述書通りと、確認されました。
市はいわばだましを平気でしていたのです。理事の間からもいまだに面接の正当性を疑問視する声があることが桂証言で発覚。
また彼女は男女共同参画の仕事を思うほどさせてもらえないことを認めました。
そして地元密着型と鳴り物入りで選んだはずのその桂さんがこの3月末で退陣し館長不在となりました。
これでもまだ市は、組織強化といえるのか?
全くもって理解に苦しみます。市の主張が崩れる中で裁判は結審します。
秋にもあるであろう司法の判断が注目されます。