いつものことですが、日本共産党だけが正しいと唱え、あたかも日本共産党へ の支持が拡大しているかのような宣伝を、選挙の後半にするのはやめたほうがい い。爪を隠した反動安倍政権の交代を国民の大多数は望んでいる。それらの多数 を獲得するために、どうすればいいのかを提起し、多数獲得の政治的技術を駆使 するのが政党の役割ではないか。その闘いを展開して確かな与党として権力を握 ることが課題ではないか。確かな野党を目標に掲げるのは、政治的敗北主義で しょう。確かな野党の支持票が若干伸びたからといって、政治の流れは変わらな い。もっと現実政治に責任を持つ党であることを切に望みたい。確かな野党を貫 いて、孤立していても、政治は変えられない。孤立して監獄に入っていてもファ シズムを留めることができなかったかつての経験を生かすべきでしよう。