投稿する トップページ ヘルプ

一般投稿欄

結果責任について

2007/8/1 風来坊 50代 自営業

 共産党は50年間維持してきた、東京選挙区で議席を失った。 これは選挙区で一つも議席を取れなくなったことを意味する。 しかも、比例でも3議席しか確保できず、全体として1議席減ら した。
 それにもかかわらず、志位氏にしても、市田氏にしても、自 らの責任について誰も言及しようとしない。

 一、二十九日投開票がおこなわれた参議院議員 選挙で、日本共産党は、比例代表選挙で三議席を獲得しました 。これは、一議席減ですが、得票数では、前回および前々回の 得票を上回る四百四十万票(7.48%)という地歩を維持すること ができました。選挙区選挙では、議席を獲得することはできま せんでしたが、東京、大阪、京都などで得票を増やしました。( 日本共産党中央委員会常任幹部会 2007年7月30日)

 どこか前進したことだけ、相手の問題点だけを探せば何か見 つかるだろう。しかしこれでは問題点や教訓を引き出すことは できないし、いつまで経っても、新たな前進はないだろう。
 幸いなことに、自公与党勢力は惨敗した。また、沖縄では野 党統一候補が勝利することができた。これで安倍ファショ政権 の暴走は止まるだろう。
 これは今回の選挙の成果の一つと言えるのではないだろうか 。また野党共闘は幾つかの選挙区で効果をあげているようだ。 これも今後の野党共闘に影響を及ぼすだろう。
 民主党の中で誰が護憲派で、改憲派だかよくわからないが、 安倍政権そのものが否認された以上、この選挙結果は、民主党 の改憲派の動きも牽制する効果をもたらすのではないだろうか 。