革命的規律と職業的規律を考えた場合、革命的規律は
社会進歩のために苦しくとも頑張るということで、給料をもらう
ため、お金のために頑張るという職業的規律と比べて、より格
が上と考えがちだと思うのだが、どうだろうか?
私は、20年以上赤旗の配達と集金をしている。その中で、
体験したことだが(今もしているが)、新聞の部数が間違っていた
りすることが、よくある。それは商業新聞でもあることだと思う。
だが、そのあと、その間違いを指摘しても、その次も改まらない
ということがよくある。商業新聞ではそんなことはないのではなか
ろうか?
そんな失敗を繰り返すようだと、その担当者は部署を替えられ
るか、へたをするとやめさせられるかもしれない。赤旗の場合、そ
んなことはないのではなかろうか。それは、赤旗が革命的規律
(ボランティア精神に近い)に支えられているところに原因があるよ
うにおもうのだが、どうだろうか?どなたか指摘されていたが、赤旗
の集金配達をしている人は保険に入っていない、というのはその通
りで、私も保険には、確かに入ってはいない。自分でなんらかの保
険に入らなければならない。やはり働く上での正当な待遇、正当
な報酬というのは大切なのではないだろうか。それが、なされてい
ない。
その結果同じ過ちを繰り返すのではないだろうか。働いて正当
な報酬をもらうことは、決して、格が下の行為ということはなく、そ
のことによって、今の社会全体の規律が守られていると思うのだが
どうだろうか?