門真市議戸田さんの投稿と紹介されているHPの内容を読みま
した。
東大阪共産党長尾市長の市政は自民党そこのけの反動的、差
別的市政であることを知り日本共産党ともあろうものがと仰天
しています。
何よりも私が憤りを感じるのは差別問題です。
1.同和地区の平和診療所に対する部落差別的行政
日本共産党は部落開放同盟をかつて解体するために分裂させ
る目的で全解連を作ったりして(2004年解消)被差別部落民の
あらゆる差別に対する闘いを国民敵視の「逆差別」という名で
部落差別を煽ってきました。それは市民に部落は恐ろしいとい
う印象を与え、部落差別を長年にわたってさらに広めてきたの
です。
私の知人の党員も公然と部落差別を人々にぶちまけています
。そのような底辺で生きる部落民に対する差別が共産主義者の
考え方といえるでしょうか。
長尾市長の平和診療所に対する補助金打ち切り、職員看護婦
の引き上げなどという暴挙はかつての市長ですらできなかった
ことです。これは自民党以上のワルであると思うのです。
2.大阪朝鮮高級学校の運動場剥奪という民族差別
大阪朝高のサッカーグランドの一部取り上げは朝鮮・韓国人
に対する民族差別であり、排外主義といわねばなりません。口
で言う民族差別を物理的に行うことは質的な飛躍です。
敗戦後、壊滅した日本共産党の再建をもっとも強く支えたの
が在日朝鮮人であり、被差別部落民であった事を忘れてはなり
ません。恩を仇で返すような行為を一貫してやってきた党中央
は地方行政に対してこのようなことをさせているのです。
共産主義者は「万国の労働者団結せよ」という「共産党宣言
」のインターナショナリズムを持たねばなりません。共産主義
者は排外主義、差別主義に反対する責務を持っています。この
丸尾市長によって表される日本共産党指導部そのものが反共思
想ではないのでしょうか。
日本共産党を真の共産主義者の結社に再生させねばなりませ ん。党内の方はマルクス主義の原則に立ち深く考えていただき たいと思います。しかし体質化した排外主義、差別主義をこの 党からなくすことは非常に困難だと思いますが。