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小沢氏を「慰留」する行為は、「大連立」を「正しい」と する行為か。

2007/11/9 風来坊 50代 自営業

 民主党が小沢氏の慰留した事に批判が出ている。その主張を 要約すると小沢氏が辞任を表明したのは、福田氏との間で自民 .民主の「大連立」を合意しながら、それが民主党の役員会で 受け入れられなかったからだ。
 それを理由として辞任しようとしている人物を党首に「慰留 」する行為は、「大連立」を「正しい」とする行為だ。
 口先で「「大連立」を否定しても、小沢氏を党首に「慰留」 するのでは、筋が通りません。
 また、参院選で、民主党への投票の集中を呼びかけた人たち は、今回の事態にどう責任をとるのでしょうか。?という批判 も出ている。
 論理的には、このような主張に対し、「正にその通りだ」と 言うしかない。しかし、このような主張をする人達にぜひ、聞 きたい。
 小沢氏が、新会派を結成して、参議院で野党が過半数割れを 起こしても良いのか。?
 もし、参院選で、安部自民党が勝っていたらどうなっていた のか。?
 肝炎の問題、防衛省の問題、社会保険庁の問題などが多少で も前進したのは、自公与党が参議院で過半数割れしたからでは ないのだろうか。

 確かに民主党は参院選で「反自公」を掲げたのですから、小 沢氏の「大連立」の合意は、国民の信頼を裏切るものです。
 しかし、いろいろ批判はあるだろうが、民主党が小沢氏の辞 意を撤回させたのは、良かったと言えるのではないだろうか。
 当面、参議院の自公与党の過半数割れは維持でき、野党主導 で法案を提出できるのだから。
 そして、まだ、自公与党を追い詰める方法は残されているの だから。
 所詮、小沢氏は、保守の側の人です。ですから、お互いに利 用できるところを、利用し合えば良いのではないだろうか。
 それ以上のことを期待すれば、互いに失望するだけです。