あなたは、「日本共産党は、過去、1.宮地健一さんの、裁判に、嫌がらせをしたり、
2.ビラをまいたとして、萩原遼さんや、伊里一智さんのことを、除籍や、除名等の、弾圧を
してきました。日本共産党に、あまり、声高に、憲法や人権を、語る資格はありません」
と言っています。この内容を否定するつもりはありません。
しかし、これを理由に、ビラまき事件に対する有罪判決が出てもよいというのは、
おかしいのではないでしょうか。
このような問題は、個々の組織が、どのような体質なのか、どのような役割を果たして
いるか、ということを判断基準にするのではなく、言論、出版、集会の自由等の基本的な
権利を守る闘いにどのような影響を与えるかで判断すべきなのではないでしょうか。
戦前、共産党は、社会民主主義打撃論の立場から軍部やファショ勢力との闘いよりも、
社会民主主義に対する闘争を優先させ、統一戦線を結成するために何の役割も
果たさなかった。
しかし、共産党の取り締まりを口実や突破口として、言論、出版、集会の自由などの
権利が次々と奪われていったのではないだろうか。