デモクリトス氏の矛盾――12/21デモクリトス氏の投稿文で――灯台守さんのおっしゃる「社会(人間の意識を含む)の問題に科学的手法(自然科学的手法)を取り入れる」と言う主張に私も賛成です。――と賛同を頂きました。現役共産党員であろうと考えられるデモクリトス氏より賛同を得た事は、私も大変喜んでいます。
理由は、マルキシズムの問題点は、自然科学的部面ではなく、社会科学(人間の意思を含む問題)で有る事です。マルクスは此の社会科学的部面で、史的唯物論、階級闘争論、資本論(マルクス経済学)などの“哲学”によって、置き換えてしまった事です。
現役共産党員であろう“デモクリトス氏”が、此れを覆して、社会科学的部面に付いてに付いて、自然科学的手法を取り入れる事に賛同して頂いたのです。
12/28デモクリトス氏投稿文で、――風来坊さん ここらでひとまづ休憩にしましょう――と言う投稿文がありました。可笑しな事です。議論は私(灯台守)との間で行われていた筈です。風来坊氏との間ではありません。多分、社会(人間の意識を含む)の問題に自然科学的手法を取り入れると言う事と、日本共産党の方針マルクス哲学との矛盾に気が付かれた事が“ひとまづ休憩”と成ったのでしょう。
“憲法九条を守れ“共産党の矛盾――日本共産党も他の共産党と同じく、唯物論を基礎にした、マルキストの作った政党です。其の点では、マテリアリスト(唯物論者)です。リアリストでもある筈です。戦後間もなくまでそうだった筈です。何時からか、自衛隊反対、最近では、自衛隊容認。憲法九条は守れ。何時しか共産党から本来のリアリストは排斥されて行ったのでしょう。理論家と呼ばれる不破氏にして、本当の理論家でしょうか。日本共産党からは本来の唯物論者は消去されてしまったようです。
日本共産党以外の共産党では考えられない事です。もし考えられるとすると、日本共産党は中国共産党の下請けと成ったのだ、と考えれば理解はできます。
将来、日本を立て直すには、歴史の見直しから始めなくては成りません。日本人の国際的正当な立場は、維持されません。日本には国連常任理事国なぞ不必要です。鼻先ににんじんをぶら下げられて、正当な歴史観さえ奪われているのが現状です。近未来の日本人は経済的にも相対的没落をして行く事になるかもしれません。現代の日本人と同じ程度の生活さえ保障されないかもしれません。
自民党や民主党を消滅する以上に共産党の変化(良い方向に)、消滅の方が、何ほど重要であるか理解するべきでしょう。
私の出来る事は、矛盾した論理をときほどす事、其の、進むべき方向を指し示す事ぐらいでしょうか。最善の努力をする積りです。