最近の共産党は、哲学を論じる事が無くなりました。僅か、
綱領的文書に留まります。共産党の存在価値が問われている所
でしょう。社会主義国家は軒並み崩壊しました。日本共産党は
それでもマルクス主義を堅持して行くのでしょうか。
見方を変えて、日本共産党は、企業と同じく、多くの外郭団
体を有しています。公式にではありませんが。此処に勤務した
り、此処から生活費を得ている人々の数は、膨大な数に成るの
では無いでしょうか。共産党幹部はこの事に付いても責任が有
ると思います。膨大な専従者、国、地方議員、其の家族、ボラ
ンティアを含め、頑なな態度を押し通す事で不幸が倍増する事
になります。此処の組織を切り離し、自立出来るような組織体
系を目指すべきでしょう。最大の問題点は“民主集中制”でし
ょう。この組織原則が取り外されれば、各組織毎に自由な行動
が保障される筈です。“勇気ある指導者”は其れに踏み切るべ
きでしょう。自己の利益に固執すれば、組織は根底から覆り、
最高指導者の立場は保障されない事にもなりかねません。“民
主集中制”を解き放ち、自由な論議が引き起こされます。結果
は不明ですが、それが最良です。予断ですが、余剰資金は社会
に還元すべきでしょう。共産党の名誉の為にも。