大阪府知事選挙は、1月27当開票されました。
橋下徹弁護士(自民党大阪府連推薦、公明党大阪府本部支持
)が、熊谷貞俊元大阪大学教授(民主党推薦、国民新党推薦、
社民党推薦、連合大阪)と梅田章二弁護士(日本共産党推薦、
新社会党支持、大阪労連)を振り切って当選しました。
橋下徹弁護士の当選は、メディアを使った政策抜きの宣伝で
パフォーマンスをフルに駆使しました。このようなパフォーマ
ンスが、20歳代から30歳代の若年層からの受けを狙ってい
ました。
熊谷貞俊元大阪大学教授は、大阪経済の活性化で大阪府の財
政の建て直しを訴えましたが、高齢者の受けがあったものの若
年層や子育て層、無党派層の受けが不十分でした。
梅田章二弁護士は、住民向けのアンケートや支援団体の枠に
囚われない要求づくりを目指していましたが、旧態依然の支援
のスタイル、非共産党系との連携不足、若年層や無党派層の受
けが不十分でした。
私たちは、橋下徹弁護士が大阪府知事に就任して法令遵守か
らの逸脱や住民の犠牲を受けずに大阪府の財政の建て直しをす
るのかを必ずチェックするべきです。
熊谷貞俊元大阪大学教授の支援者と梅田章二弁護士の支援者
は、若年層から子育て層、無党派を含めた政策実現のためのビ
ジョンを示すことや旧態依然の選挙活動の改善、メディアを使
った宣伝の活用、党派闘争の克服、大衆運動の活動スタイルの
改善に取り組んで住民の切実な要求実現ための奉仕する立場か
ら総括すべきです。