最近の青年学生運動が、かなり後退しています。4月は、新
入社員や新入学生の歓迎の時期です。民青同盟や学生自治会、
生徒会が衰退しています。
それは、青年学生の不満や要求の変化を捉えられずに幹部が
気に入る活動に満足する保守化とサークル化、内向きになって
いるからです。
民青同盟は、組織の後退と機関紙のページの減少になり、学
生自治会は、役員のなり手が不在になって消滅しています。こ
れは、青年学生の要求実現の弱さと組織の硬直化に原因になっ
ています。
民青新聞とわれら高校生は、青年学生の動向を見る時に読ん
でいます。成人式の新成人アンケートは、税金の無駄づかいや
景気回復、教育の充実、環境保護が多いのです。
先輩たちは、昔の青年学生運動の経験を長時間にわたって語
ります。しかし、それは、歴史に限定された話です。青年学生
の歴史観は、去年の流行りが古く感じているのです。ここに本
当の変化が求めているのです。
学生自治会は、四年生大学や短期大学に限定せずに専門学校
に目を向けることです。専門学校は、施設が貧困です。ここに
学生自治会の活性化のカギがあると考えます。
労働組合の青年部は、レクリェーション中心から青年職員や
青年労働者に視野を入れた要求の取り纏めの組織にすることで
す。
青年学生運動は、当時者の予想を超える不満や要求が広がる
なかで絶えず要求を元にした内容に改めるべきです。